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「うちの子らしさを、わかってくれてるのかな?」そんな不安に応える個別支援計画の話

はじめてデイサービスを使うとき、誰でも少しの戸惑いや不安を感じるものです。

「どんな場所なんだろう」「ちゃんと様子を見てくれるのかな」「本人がちゃんと“自分らしく”過ごせるのかな」

心配するのは、あなたがその人のことを誰よりも大切に思っている証拠です。

でも、どうか知っておいてください。デイサービスには、利用される方一人ひとりの“らしさ”を大切にするための仕組みがちゃんとあります。

その中心にあるのが、「個別支援計画」。

今日はこの計画について、できるだけやさしい言葉でお伝えしたいと思います。ここには、ご本人とご家族が“安心して任せられる理由”が、ちゃんと詰まっているんです。

書類の中に、その人らしさを込めるために

実は、そうした“らしさ”を見つけ、支援に生かすためにあるのが「個別支援計画」です。計画書というと、形式的な書類のイメージがあるかもしれませんが、良い計画は、「ご本人の背景・思い・得意なこと」まできちんと掘り下げて記載されています。そして、ただ書くだけではなく、アセスメント(聞き取りや観察)、担当者会議、定期的な見直しを通じて、常に“今のその人”に合わせて支援が組まれていく仕組みです。

目標の裏にある小さな願いに、耳を澄ます

たとえば、「一人で食事をとる」という目標の裏には、「家ではできていたことを、もう一度自分でやりたい」という強い意志があるかもしれません。そうした思いをくみ取るためには、ご家族の言葉がとても大切になります。施設の職員も、日々の中で変化や気づきを記録し、それを支援に反映させようと努力しています。

どんな小さな出来事も、つながるヒントになる

けれど、時にご家族から「いつも同じような内容ばかり」「うちの子の変化が伝わってこない」と感じられることもあるでしょう。そんな時は、ぜひ一度、「最近こんなことがあって…」というささやかな日常を、職員に話してみてください。何気ない会話の中に、その方らしさのヒントがたくさん詰まっています。

支援計画は“わたしたち”で描く未来の地図

支援計画は、家族・本人・支援者が一緒に作る“その人だけの地図”です。その地図があるからこそ、毎日の支援がその人らしくあり続けることができます。

「わかってくれている」──

そう感じられる支援を、オーリョク青山では目指しています。

どうか、安心して頼ってください。私たちは、あなたの大切な人の“らしさ”を、何よりも大切にしています。

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オーリョク青山 障がい者デイサービス
兵庫県姫路市青山1丁目22-5
079-267-6311
担当 小高
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