施設での介護経験には、それなりの自信がある。でも、もし訪問介護の世界に一歩踏み出すとしたら、自分のやり方は通用するんだろうか。一人で判断しないといけない場面で、本当に大丈夫だろうか。 経験者だからこそ、そんな不安を感じてしまうこと、ありますよね。
新しい扉を開ける前に、少しだけ心の準備運動をしてみませんか。 ここでは、訪問介護の世界で自分らしく輝くために、大切にしてほしい「3つの心得」について、お話ししたいと思います。
心得①:「お邪魔します」という謙虚さ
施設と訪問介護の最も大きな違いは、私たちが仕事をする「場所」。施設は私たちが主役になりやすい環境ですが、訪問介護は利用者さんの「生活の場」にお邪魔する形になります。そこには、その方が長年大切にしてきたルールやこだわりがあります。
自分の経験や正しさを押し付けるのではなく、「その方の暮らしを学ばせていただく」という謙虚な気持ちが信頼関係の出発点です。施設経験があるからこそ、利用者さんに寄り添う姿勢を意識してみましょう。
1対1でじっくり向き合うことで、きっとあなたも人生において大切な”何か”を学べるはずです。
心得②:「正解は一つじゃない」を楽しむ
施設では安全面や効率化のためにマニュアルに沿ったケアが求められがちですが、訪問介護の現場では「昨日までの正解が今日通用しない」という状況がよくあります。利用者さんの体調や気分、ご家族との関係など、全てが日々変わっていきます。
最初は不安や戸惑いがあるかもしれません。でも、「正解は一つではない」と受け入れ、柔軟に対応していくことで、施設では気づかなかったあなた自身の新しい可能性やスキルが広がっていくのを実感できるでしょう。その柔軟さこそが訪問介護の醍醐味です。
心得③:「一人で抱えない」専門家だからこその勇気
一人で訪問することは、施設に比べて心細いものです。何かトラブルがあったら?判断を誤ったら?と不安になるかもしれません。でも、訪問介護は決して「一人ぼっち」の仕事ではありません。
悩んだらすぐに事業所や先輩に相談する。この行動は、あなたが責任感のあるプロであることの証です。「一人で抱え込まない勇気」を持つことで、より安心して目の前の利用者さんに集中できるようになります。
さらに、訪問介護だからこそ味わえる最高の瞬間があります。それは…
【利用者さんからの「ありがとう」の言葉】
施設勤務時代、「もっとゆっくり話を聞いてあげたいのに」と思いながらも、次の業務に追われてもどかしい気持ちになったことはありませんか?訪問介護では、会議や事務作業に追われることなく、純粋に利用者さん一人ひとりに向き合えます。
じっくりと向き合うからこそ得られる「ありがとう」の一言。その言葉が、介護の本当の喜びや、あなたがこの仕事を選んだ理由を思い出させてくれるはずです。
施設で培った経験を、さらに深く、豊かなものに変えるチャンスが、訪問介護にはあります。
「ありがとう」を感じる介護を、オーリョクケアーステーションで始めてみませんか?
▼採用に関する詳細はこちら▼
https://arwrk.net/recruit/oryoku-shikama
コメント